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今月のあなたの街の材木屋さん

第2回 : 西上木材産業株式会社 (大阪府岸和田市)

こんにちは
まだまだ木材には素人の坪内です。
このコーナーは、木材について全く知識のない私、坪内が街の材木屋さんにお話をお聞きして、みなさんにご紹介させて頂くコーナーです。
なにしろ木材の素人が書いていますので記事に間違ったことがあるかもしれません。
西上木材産業様の社屋
↑ 西上木材産業様の社屋
いや、多分あるでしょう。
間違った内容があればどんどんご指摘ください。

「あなたの街の材木屋さん」2回目は大阪市からちょっと離れて、大阪府南部に位置する岸和田市の材木屋さん「西上木材産業」様にお伺いしました。 毎回街の材木屋さんにお話をお聞きして少しずつ勉強させていただいております。
今回も西上木材産業様に教わってきましたので、まずは木材について少し勉強してみたいと思います。


木材には「ムク(無垢)材」と「集成材」があるのはご存知でしょうか?ムク材とは、その名の通り、原木を製材した無垢の木材のことで、「集成材」とは、いくつかの木材を貼り合わせてつくられた木材のことです。 木材にもよい、悪いがあります。
よい木材とはどんな木材かというと、

・曲がったりゆがんだりしない
・強くて傷が付きにくい
・見た目にきれい


といったことが挙げられます。よい木材は「銘木」とよばれ、当然それだけ高価になります。
製材から出荷まで
↑ 製材から出荷まで
出荷される木材
↑ 出荷される木材
製材された木材全体にわたって状態のよい良材が「銘木」と呼ばれるわけですが、どうしても木材にはよい部分と、曲がったり割れたりしやすい、よくない部分があります。そこで集成材というのがでてきました。

集成材とは木材のよい部分だけをカットして集め、接着剤などで貼り合わせた木材のことです。
一見張り合わせの木材というと折れやすい印象を受けますが、実際には曲がったりゆがんだりしにくく、強い木材になります。しかも見える部分には見栄えのよい木材を貼り合わすため、見た目にもきれいで、しかも安い木材ですので、当然たくさん売れるようになりました。
床材などにはほとんどがこの集成材が使われています。

しかし、その一方で一部の接着剤からホルムアルデヒドなどの人体に有害な物質が発生し、アトピー性皮膚炎や頭痛、吐き気などのアレルギー症状がおこる、シックハウスなどの原因となるものがありました。

その為か、最近ではまた無垢材が見直されるようになりました。
無垢材は、冬暖かく、夏はひんやりして、1年中あまり温度が変わりません。
冬場、フローリングの床は冷たいという印象がありますが、フローリングに無垢材を使うと、集成材と違って足の裏に暖かさが伝わってきます。

また、湿気の多いときには湿気を吸い込み湿度の低いときには水分を放出するので無垢材は切ってもまだ生きているといわれます。

一方、集成材でも、有害物質の発生しない接着剤や塗料が開発されてきているようです。

健康への関心が高まってきているのですね。




さて、話を西上木材様に戻しましょう。
JR阪和線の久米田駅を降りて線路沿いに100m程歩いて右折すると「西上木材産業」という大きな看板が見えてきました。
ここか!と思って写真を撮っていると入口が見当たりません。あれ?ここは倉庫かな?と道の先を覗くとそちらにも「西上木材産業」の看板がありました。
こっちだったのか・・・
と近づくと、道を曲がったところにも「西上木材産業」の看板が、そしてそのさらに奥にも・・・あちこちに看板があります。
びっくりしてしまいましたが、後からお聞きすると、自動車で10分ほどのところにある1200坪の土地にまた別の倉庫があるそうです。材木屋さんだけあって広い土地をお持ちなんですね。

西上木材産業(株)様の倉庫
↑ 西上木材産業様の倉庫

西上社長様
↑ 西上社長様(社屋前にて)

ここ岸和田には30軒ほどの材木屋さんがあるそうです。
材木屋さんというともちろん木材を売る職業になりますが、木材を一番使うのは家を建てるときです。
販売されている木材のほとんどは、住宅の建築用として使われているそうです。

また、家を建てるときにはもちろん木材以外にもいろいろな建築資材が必要になりますので、ほとんどの材木屋さんでは、木材と建築資材の両方を販売されているそうです。
『家を建てる』というと、建築現場で大工さんがノコギリを華麗に扱って木材を切ったり、カンナで削って、鰹節のような薄くて長ーいカンナ屑がひらひらと舞うなんて姿を思わず想像してしまいますが、思っていたイメージとは全然違っているようです。当然といえば当然の話ですよね。
こんな想像していたのは私だけでしょうか?

最近の住宅建築では「建築現場で木材をのこぎりで切る」なんてことは少ないそうで、木材はプレカット工場という工場で家の設計にあった形にカットしてから現場に運ばれるそうです。

西上社長は素人の私に対して木材について丁寧に教えてくださいました。
27歳の時から40年以上も社長業をされているということで、言葉の端々に商人としてのこだわり(魂)のようなものがひしひしと伝わってきました。
西上社長様
↑ 西上社長様

阿理莫(ありまか)神社
↑ 建替え中の阿理莫(ありまか)神社
西上木材さんの売りはなんといっても木材を見る「目」です。木材は工業製品と違って市場で売られています。
それは、木材は工業製品と違ってよい悪いがあるからです。目利きの魚屋さんが魚市場でよい魚を一目で見分けるように、目利きの材木屋さんもまた木材市場に並べられている、木の断面を見てその木の良し悪しを一瞬のうちに見抜いてしまいます。

西上木材さんでは、そういった卓越した目利きの目を使って木材を見分け、高級木材を扱うことを得意とし、最近では地車の宮入で有名な貝塚市久保の阿理莫(ありまか)神社の建替えに使われる木材も西上木材さんが手がけられたそうです。

また、材木屋さんというと昔ながらの頑固なスタイルでお客さんを大事にするが営業活動は特にしないというイメージがあったのですが、西上木材さんには若い営業の方が3人もいて、ばりばり働いているというみなぎる活力を感じました。

また今後は、有害な物質を出さない、本当に快適に過ごせる住宅を作るお手伝いもしていきたいとおっしゃっていました。

西上社長様、西上木材産業のみなさまどうもありがとうございました。


西上木材産業株式会社

〒596-0812
岸和田市大町366−1
TEL 0724-45-0187

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