今月のあなたの街の材木屋さん

第18回 :株式会社岡常材木店(大阪市旭区)

こんにちは三平です。

私がこのコーナーを担当してはや4ヶ月経過、今回で7回目になります。一口に仲買さんと言ってもいろんな業態のお店があることが分ってきました。時代の流れとともに変わってきたお店や、先祖から受け継いだ商売を頑なに守り続けているお店などなど。今回訪問した岡常材木店さんは創業者の父上が築いた暖簾を一族が一丸となって盛り上げている、そんな会社です。


斜向かいの倉庫は守口市です。
↑ 斜向かいの倉庫は守口市です。


岡常材木店さんは大阪市旭区太子橋1丁目、地図で調べると地下鉄谷町線太子橋今市駅から徒歩数分のところにあります。地下鉄利用を最初は考えたのですがその日は大雨の予想、車で伺うことにしました。近くまで来ると道路案内に守口市の看板が見えてきました。そうなんです、岡常さんのお店は大阪市と守口市にまたがって存在しているのです。応対してくださった社長の岡大治郎さんは「斜向かいの倉庫は守口市です。組合も28支部所属なんですよ」と開口一番、怪訝そうな私に話してくださいました。行政による区割りため、住民は役所や学校問題など不便なこともあるようです。

執務中の岡社長
↑ 執務中の岡社長

岡常材木店は昭和13年2月、今のお店のごく近所で創業しました。創業者は父上の岡常次郎さん。岡常の屋号も分りやすいですね。岡社長は昭和26年生まれ。高校(府立大手前高校)を卒業して家業を2年間、その後東京の丸五木材で2年間木材の修業をされました。昭和50年に父上が亡くなりすぐに社長に就任しました、23歳のときです。今年54歳になる岡社長の社長暦はなんと30年以上です。

会社と左側は倉庫(モータープール兼用)
↑ 会社と左側は倉庫(モータープール兼用)


岡常材木店さんは一般木材、建材、住宅設備機器等を大工・工務店さんに販売しているごく普通の材木屋さんです。建売やマンション経営などの副業は一切行なわず、木材関連販売一筋だそうです。岡社長はとにかくおとなしい人です。温厚で笑顔を絶やさない風貌ながら口数は極端に少ないのです。「お酒もゴルフも誘われれば行きますが自分からは行きません。趣味と言えば音楽鑑賞くらいかな」−そんな感じの人なのです。


もちろん一般ユーザーにも門戸を開放しています。「相談に来られたら何とかしてあげたいといつも思うのですが、先方と言葉が通じないことがよくあります。それに時間ばかりかかってしまいます」と岡社長さん。よく聞いてみると納得しました。つまり相談内容が極めてあいまいなのです。たとえば寸法については「実際の寸法ではなく大体これぐらいやけど」と極めてあいまいな表現が多く、樹種についても自分の描くイメージだけで相談に来る人が多いそうです。一体なにが必要なのか、何に使うのか、理解に苦しむそうです。それに本当にお役立ったのか考えてしまうとのことです。一般ユーザーに対応するのも根気がいりますね。
さあ、これから配達だ。
↑ さあ、これから配達だ。
倉庫内には加工機があります。
↑ 倉庫内には加工機があります。
木材倉庫です。
↑ 木材倉庫です。
1階倉庫にはリフトがあります。
↑ 1階倉庫にはリフトがあります。

商売はいかがですか?の質問に岡社長は「商売はしんどいくらいやらんと今は食えません。一生懸命やるだけです」と話しながら「役割分担を心得た社内のみんなが力をあわせて頑張ってくれています」の言葉には感謝の気持ちが溢れていました。

物静かな岡社長さん、饒舌な三平の取材にも丁寧に応対くださいましてありがとうございました。



株式会社岡常材木店

〒535-0001
大阪市旭区太子橋1-5-17

TEL 06-6954-3631
FAX 
06-6955-7440

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