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ヒーリングルーム(癒しの空間)
「ヒーリングルーム」

■会社名(組合員番号) (株)九州木材商会 (0641)
■担当者氏名 谷 正一
■連絡先住所 〒556-0021
大阪市浪速区幸町3‐5‐22
■連絡先 TEL:06‐6568‐1261
  FAX:06‐6568‐3608
■住宅所在地 大阪市中央区
■完工年月日 平成14年8月20日
■クライアント S様
■設計事務所 (株)ワープC.S.S.
■施工会社 タジマ創研(株)
■総費用 約6,000万円



施工の動機


日本人が、日本の風土の中で培ってきたもの、特にその中でも気候は四季を明確に表し、その上、梅雨というもう1つの季まで持っている。それゆえ従来から日本の家屋は土と木からできている。壁も瓦も土から、構造材や化粧材、他の家具・建具は全て木から、その上、紙や畳等もその延長上にある。

これらは自然と共に呼吸し、共生してきた。そしてこの単純さが日本人としてのDNAに呼応し、人間としての豊かさを造り上げてきた。今回はそれらの特徴あるエッセンスを鉄筋コンクリート造の建物の中で表現しゆく作業に大いなる注意を払った。
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吹き抜け部より下階を見おろす。
正面には炭のディスプレー棚が見える。



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ジャンボテーブル-正面の人への配慮としてのスクリーンを炭がなしている。
奥のパントリー部の壁面には、炭がたくさん埋め込まれている。



設計のポイント

世の中の変化のテンポは非常に速く、ついてゆくのが大変です。でもこれに乗り遅れてしまうと、二度と浮かび上がる事が出来ません。建築に於いても自然を排除した無機質的空間を求める傾向があり、"人の住む"人間としての存在まで変わってきてしまっています、そんな中、一時、"人間を取り戻す空間"がこの店のコンセプトです。

その表現は自然の中で、木の持つもう一つのエネルギー炭(備長炭)をテーマにした和風創作料理店です。木が炭に変化した時から持つ特徴(脱臭、電磁波の防御、調温)を店内のあらゆる場所に設置したり、ディスプレイする事により、その効果を現実の空間として体験していただいています。

A.トフラーが"第三の波"で訴えたように、人間の在り方を問うた時、このヒーリングルーム(癒しの空間)で一時を過ごすことが、人間を取り戻し、明日への働きに活力を与えてくれます。

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