現場の足場が取れました(2013.2.26更新)

前回10月中旬の現場報告から4カ月がたちました。
2月中旬に周りを囲っていた足場が外され、会館の形をはっきり見る事ができるようになりました。

        東側からの撮影           正面玄関

 

        西側からの撮影

 

3月下旬の会館完成まで、残すところ1ヵ月となり、現在現場は急ピッチで作業が進んでいます。

多い時で約100名の職人さんが作業されているそうです。

  

 

 

仲買会館のシンボル的存在【桜の木】も、工事で多くのストレスを受けましたが、現在も元気に育っています。

4月の引き渡し頃には、満開の桜が咲きそうです。

次回の現場報告では、桜の状況も合わせてご報告させていただきます。

楽しみですね☆

こんにちは!あなたの街の材木屋さんの桔平です。
今回は大阪市淀川区にやってきました。
ところで、今回は、大阪市内の地盤について触れたいと思います。
皆さんも、大阪市内の土地が軟弱であることをご存知かと思いますが、歴史的には、古代においては市内の大部分が海で、現在の淀川区周辺も大阪湾の海中であったと伝えられています。やがて、淀川・大和川・猪名川などの河川が運ぶ土砂が堆積して、現在の陸地が形成されました。すぐ近くの現在の梅田駅周辺も沼地を埋めた土地ということで、かつては「埋田」と呼ばれるなど、こうした理由から、大阪市内は一般的に地盤が軟弱であるといわれています。
近年では、淀川区は昭和39年の東海道新幹線の開通に伴う新大阪駅の設置、地下鉄御堂筋線の延伸により、大阪を代表する交通の要衝として栄え、高層ビルが林立し、副都心と呼ばれるまでに発展しています。
取材先の三国本町付近は、住宅や小さな商店もあり、マンションが建設予定の大規模な更地も見られるなど、住宅地としてのニーズの高さも感じられます。
西区の組合事務所からは、車で30分足らずで今回の取材先に到着しました。お話をお伺いしたのは、社長の吉村昇一郎さんです。それでは、早速、会社の歴史から順にご紹介いたします。

倉庫・事務所外観

吉村材木店さんのルーツは、昭和23年に遡ります。当時の日本は戦後の復興の最中、現社長の祖父、吉村藤一さんが材木店での丁稚奉公の後、大阪三国に材木店を構えたことが始まりです。
創業当時から、地元の大工・工務店などの建築関係の業者に対して、建築用の木材の販売する、地域に密着した材木屋さんで、現在でも営業形態はほぼ変わりません。
昭和38年4月に、個人商店から法人に改組され、現社名である㈲吉村材木店となりました。
会社設立後、多くの取引先業者にも恵まれたことから、順調に業績を伸ばした中、平成元年に現社長の父、吉村勝彦さんが2代目社長に就任されます。
その後、平成8年10月には現社長の吉村昇一郎さんが入社されます。入社後は配達等を経験された後、平成15年頃から木材業のノウハウを活かし、リフォーム業を開始されるなど対応する業務の幅を広げられています。平成22年4月に3代目社長に就任され、現在に至ります。

吉村昇一郎社長

それでは、ここで現社長個人についてのお話に移ります。
現社長の吉村昇一郎さんは、昭和43年、大阪市生まれです。地元の小中学校、高校を経て、大阪経済大学 経営学部を卒業されました。卒業後、帝人商事㈱に入社され、工業・産業資材部門に配属されました。約5年間会社員を経験された後、家業である吉村材木店に入社されました。
趣味の話しに移ると、「色々やってみたりするものの、長続きするものがなくて‥‥‥」とのことですが、これまで、海外旅行に20ヵ国ほど行った経験をお持ちということで、代表的なものであるようです。
また、吉村社長は、家業に戻られた後、地元の若手経営者で構成されている、㈳豊中青年会議所(略称:豊中JC)に40歳まで入会されていました。こちらで得た経験が現在でも自分の人生にとって大きな財産となっていると話されていました。集団指導力に関する研修や同志意識を持つ仲間との交流を行い、厳しさの中にも明るく楽しい活動を通じて、異業種の経営者の方々との人脈も広がり、自社の経営においても当時の経験が活かされているとのことでした。

倉庫内部 整理された商品

吉村社長は、これからの材木店は商材を通じて、一般消費者のニーズと大工・工務店とを調整するコーディネーター役とならなければならないとの考えをお持ちです。「材木店は、木材の専門家であるので、当然の事ながら、一般消費者や建築業者よりも建築用材として利用する木材の知識は豊富である。しかし、ただ知識が豊富なだけでなく、これからは、時には、建築業者と一般消費者の打合せにも同席し、多様化するニーズを正確に汲み取り、そのニーズに合致した最良の商材を提案する能力が必要である。」と説明されていました。つまり、消費者の要望をヒアリングして、相手が喜ぶような形で提案すること、一言でいえば、営業力が求められていると言えるのではないでしょうか。

細かい加工にも対応致します

今までの材木店は、どちらかといえば待ちの商売で、特に営業をしたり、提案をする機会が少ない業種でした。ところが、現在は、待っているだけでは必要とはされません。「少しでもお客さんの理想に近づけるため展示会やメーカーの話を聞きにいくなどして、アンテナを張り巡らして最新の情報を得るように心がけています。」と吉村社長。

最後に会社のPRです。
大阪市淀川区の㈲吉村材木店です。創業以来、建築材としての木材販売に携わっている経験から、消費者個々のニーズに最適な木材・建材をご提案致します。なお、新築・リフォームについてのご相談についても、信頼できる建築業者をご紹介いたしますので、住宅に関するお悩みがあれば、是非ご連絡願います。

吉村社長、ご協力いただき、誠に有難うございました。

有限会社吉村材木店
〒532-0005
大阪市淀川区三国本町2-6-26
TEL 06-6391-4002
FAX 06-6393-0588
会社の詳しい情報はこちら