大黒柱
玄関を入った家の中心の左側にケヤキの1尺角の大黒柱を建て右側にケヤキの8寸角の二ノ大黒柱を建てて中牛（この家で1番加重のかかる木材）を受け止めています。

ローカ
右側の戸扉の開いている所が母様の部屋で玄関までの手スリと奥のトイレ・浴室までの手スリを付け、ローカの巾も将来車イスでも回転できる様に広くスペースを取りました。
床は冬でもスリッパを履かずに生活できる様に毛足の短いカーペットを貼りました。

上棟時
牛木（ウシギ）丸太は長さ16m未口45cmの材を3本と軒の桁は北山のみがき丸太を使用し、2本のケヤキのキャク口がしっかりと丸桁を受け止めています。母屋は未口20cmの1本物の杉丸太を使っています。柱も桧の4寸角〜ケヤキの1尺角まで力のバランスを考えて配置しました。
最初、施主様は大きな木材を使うと「地震に弱いのではないか」と心配されてましたが上棟後の丈夫な骨組みを見られて安心して頂きました。