「自慢の木のおうち」人気度ランキング

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レジカウンター、商品陳列棚も杉の無垢材
内部店舗巾木は御影石を使用

「無垢材たっぷりの空間」

■会社名（組合員番号）	西上木材産業（株）　（2603）
■担当者氏名	西上　弘光
■連絡先住所	〒５９６‐０８１２岸和田市大町366-1
■連絡先	ＴＥＬ：０７２４‐４５‐０１８７
	ＦＡＸ：０７２４‐４４‐１６１６
■住宅所在地	岸和田市本町
■完工年月日	平成16年10月13日
■設計事務所	池内建築設計事務所
■施工会社	（株）ニシガミハウス
■総費用	1.600万円

施工の動機

御施主様から木造２階建ての１階部分が店舗、２階部分が洋室と言うプランにてお話を頂いた。
当初は予算を抑えることもあって外観については洋風の希望をお持ちであったが、建築地が岸和田城西側の旧紀州街道沿いに位置している為、岸和田市の町並み保存地区に入っており外観を現状の町並みに合わすように指導があった。その為に大きく設計変更を行った。
御施主様からは予算の関係で平屋建ての店舗のみ、との意見も出たが岸和田市との折衝を行い補助金（町並みに合わすために掛かる費用の一部）を出してもらえる事で最終的に御施主様の了解を頂いた。
以上のような理由から前面道路から見える部分については化粧材を使った外観とし、なおかつ前面道路に極力近づけて配置するといった制限をうけた。

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丸太をそのまま陳列台に

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町並みに合うよう、外壁は焼き杉板貼

設計のポイント

設計にあたってのポイントは、いかに予算を抑えて、なおかつ木（化粧材）をふんだんに使うかと言うこと、そして工期を最大限に短縮できる仕様を考えることでした。
施工にあたってのポイントは、無垢材が沢山必要なので、材の調達（大工が手待ちにならないようにする）と現場外加工（大工は加工材を現場にて取り付けるだけにする）の２点を徹底し、また大工の人数を増やして工期短縮を行った。
店舗の内装についても施主様の了解を得て杉の無垢材をふんだんに使った仕様とした。レジカウンター、商品陳列棚は杉の無垢材を使い腰板も杉を使った。廻縁はカウンターの挽き落としを利用して製品に仕上げた。
施主様からは１００点以上とのお褒めの言葉を頂き、お店のホームページにも当社の事を載せて頂きました。岸和田市からも合格点を頂いて補助金の方も全額支給されるとの事です。最後に先日施主様から連絡があったのですが、朝日新聞の取材があって、特集記事としてお店が紙面にて紹介されるそうです。